木を見て、森を思う

11月5日に発売された「CONFORT」の表紙に目がとまりました。

「木を見て、森を思う」
面積の3分の2を森林が占める日本列島。
しかし、高度経済成長期以降、建築も家具も工業化が進み、
安くて大量生産に向く外材に押されて、木材自給率は低下。
都会の暮らしから木や森は遠い存在となっていきました。
現在、国内では森林の手入れ不足や需給のアンバランス、
海外では違法伐採による森の荒廃が指摘されています。
幸い、国産材はいま、蓄積量が増加しつつあります。
問題解決の第一歩は、私たちが木材の出所や履歴に関心をもつことです。
        (CONFORT No.153 p5より)



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以前、
新潟木材会館にお邪魔してお話を聞く機会がありました。

新潟の森のこと、木のこと、林業のこと。

森林は木材の利用だけではなく、災害や温暖化防止にも貢献しているということ。
面積の約2/3が森林という新潟県では、林業は欠くことのできない仕事だということ。
木を植えてから40年以上育てないと建築用には使えず、それまでは木材を使いながら,
手入れするということを根気よく続けて森林を守り育てる。これが林業ワークということ。
手間をかけて大きく育った木は伐り倒し、出荷。切った分は計画的に苗木を植えて、
また若々しい森林を再生する。それが「健康な森林のサイクル」ということ。



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新潟には雪にも負けず、育った木がある。
森を守ってくれている林業ワーカーがいる。
県産材を使う家づくり、そしてその家に住むという豊かさ、
「木を見て、森を思う」
森をもっと身近に感じていきたいと思います。