スタッフの家づくり Vol.19 2階リビングという選択 その1

わが家は2階にリビングを配置しました。
土地の条件、敷地周辺の環境などにもよりますが、個人的に2階リビング、「好き」です!
大抵の方は、1階に配置することを想像されると思います。
建築の仕事に携わっている人は、そんなに驚くことではないのかもしれません。
でも一般的には大胆な選択なのかも。

買い物時の荷物を運ぶのが大変そう
年を取ったら上り下りするのが大変そう

こんな具合にマイナスのイメージを持たれている方が多いのでは...
それもそのはず。
だって2階リビングの生活で暮らしたことがないから。
実は私の実家は2階がリビングです。
経験済みなので、まったく抵抗がない。
ちなみに、妻は2階リビングの生活をしたことがありませんが、「慣れでしょ」的な感じ。。
順応力と大胆さがすばらしい。

ということで、2階リビングを選択するまでをまとめます。

■なぜ2階リビングなのか
どうしても2階リビングがよかったわけではありません。
1階がリビングでもよかったのです。
2階リビングにした理由は、「この土地なら絶対2階リビングが気持ちいい」と思ったから。
以前の記事でまとめましたが、わが家の敷地は南側に田園風景が広がっています。
敷地に余裕があれば1階リビングでも見晴しがよかったかもしれませんが、なにせ40坪弱の敷地。
しかも間口が狭く、奥行きが長い、長方形の敷地のため、必然的に建物も同じ条件になってしまいます。
南面に対して間口が狭いと、1階にリビングを配置した場合は、自ずとリビングの間口も狭くなる。
取れと2間(3m60㎝)といったところでしょうか。
こんな感じ↓↓↓
1階リビング

かの有名な建築家、故 吉村順三さんはご自身の著書でこう書かれています。

居心地のいい広さ
『基準っていうわけではないけど、ひとつの目安だね。
人間にとって居心地のいい広さってどのくらいなんだろうって考えて来たから、旅行したりすると、そういう広さを注意して見て来たんだろうね。
おもしろいもので、だいたい三間角、5メートル4、50センチ四方ってところだったね。
どこも、いい寸法っていうのがそうなってるんだ。』
※建築家 吉村順三のことば100 建築は詩 より引用

このことを知ってから実際にその広さを体感すると確かに3間角の空間は心地がいいんですよ。
3間角は取れないにしても、どちらか1方向、できればメインの開口部がある方向が3間あるといいですね。
メインの開口部になるのはもちろん南側。
そうすると、わが家を1階リビングにした場合、間口は取れて2間。
同じ面積でも狭さを感じてしまいます。
2階リビングにすることで、間口3間を取ることができます。

2階リビング

現在わが家は内装が仕上がっていない状況ですが、空間はとても心地が良い。
稲も綺麗な緑色を付けてきたので、のどかな気持ちいい景色が広がっています。

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ちょっと長くなったので、2階リビングについてはまた次回に続きます。

ウッドデッキのメンテナンス

ウッドデッキのメンテナンスのご依頼を受け、工事に行ってきました。
築8年を迎えたオーナー邸。
東側から南側にかけ、L字型で構成されているウッドデッキですが、特に東側の腐食が顕著にみられました。
恐らく屋根がかかっていないことと、東側なので濡れても午前中しか陽が当たらず乾きにくいことが原因だと思われます。
東側はすべて張り替え、南側は部分的に張り替えを実行。
材料はヒノキです。

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本社建築部のエース、冨樫くんにもお手伝いいただき、一枚一枚腐食した板をはがしていきます。
私もはがす作業に加わりましたが、スクリュー釘はとても貫きずらく、腰に負担がかかります。

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約1日かかりで張り替え工事が完成。
後日、オーナーさまといっしょに塗装のD.I.Yを行いました。
(写真を撮り忘れてしまいました 汗)

最後に、腐食したヒノキ材の写真↓↓↓
写真 2017-06-15 15 56 32

赤身の部分までは腐食が見られませんでした。
心に近いほど、硬くて丈夫のようです。
ウッドデッキは塗装メンテナンスを定期的に行うことをお薦めします。

スタッフの家づくり Vol.18 トイレの数と位置

今回はトイレがテーマです。
以前の記事で要望をまとめた際、特別トイレについては書いていませんでした。
そう、特に要望はなかったのです...
強いて言えば、トイレの「数」と「位置」です。

■トイレの数は?
何度も書きますが、わが家は30坪以下の家。
ちょうどいい大きさと自分では思っておりますが、一般的には小さな家なんだろうなと思います。
そんな小さな家にトイレは何個必要か。
大体は1階と2階にそれぞれ計画しますよね。
就寝前や起床後、夜中に起きた時などトイレを使用する場面は様々。
それぞれの階にトイレがあるとストレスなく、なんだか安心感はありそうです。
2箇所あることに越したことはなさそうですが、あとは他の要望室との優先順位。
トイレは一般的に約1畳の広さを必要とします。
広さに余裕のある家なら、その1畳を確保するのに不自由ないですが、わが家のように小さな家だと、「たかが1畳、されど1畳」なワケです。
結果的にわが家はトイレを1箇所にすることに決めました。
トイレの1畳を室内の物干しスペースやパントリーのほうへ使いました。
このあたりは小さい家の割り切り部分です。

■トイレの位置は?
トイレが1箇所と決まりましたので、次は「位置」です。
1階に計画するか、2階に計画するか。
これは日々、家でトイレを使用する場面を思い返しました。
平日は夫婦ともに仕事のため、朝の出勤前と夜の帰宅後しか使用しません。
使用するタイミングは細かく書きませんが、わが家の場合は1階にあったほうが良さそう、ということになりました。
水澤さんから、年を取ると寝室の近くにあった方が便利という助言もありましたので、1階の寝室近くに計画してもらいました。
2階からの動線を見ても、階段を下りてすぐ横にあるので距離も近い。
上下の移動はありますが、お客様を招いた際にも、集まる場所(リビング)と距離がありますので、使用音の心配もなさそうです。
間取りがコチラ↓↓↓

トイレ12

トイレの脇に手洗いコーナーを設けてもらいました。
これはお客様がトイレを使用した際の手洗いにもなります。
2階に水場が集中していますので、1階にもこのような手洗いがあると、歯磨き・うがい程度は出来きて便利です。

要望が少ない箇所ですが、こうして書いてみると意外と考えてる...
トイレの数や位置で迷っていたら参考にしてみてください。

スタッフの家づくり Vol.17 寝室の要望 

子ども部屋と同じく、寝室については基本は寝るだけの部屋と考えていましたので、それほど要望はありませんでした。
まずは間取りを見てみましょう↓↓↓
寝室

■広さは6畳
子ども部屋と同じく、取れて6畳と想定していましたので、この広さで納得です。
今のアパートの寝室も6畳。
前置きにも書きましたが、基本は寝る以外、使用しない部屋ですので、親子3人寝れるスペースがあれば十分です。

■日当たりも気にしない
寝るだけの部屋ですので、日当たりも気にしませんでした。
ただ、目覚めたときに外が明るいとなんとなく気持ちがいい。
わが家は方位が若干振れています。
ちょうど寝室が北東側に位置しているので、朝日を感じられる部屋となりました。
気持ちよく目覚めることができそうです。

寝室2

■床はフローリングか畳か
これは少し悩みました。
子どもが産まれる前は夫婦でシングルベッドそれぞれで寝ていましたが、産まれてからは妻と子は布団、私はベッドマットレスのみにして寝ています。
新居に越しても当分の間は親子三人で雑魚寝状態、なるべく床に近い位置で寝ることになりそうです。
以前妻と旅行に行った際、泊まった旅館が畳敷きでローベッドが置かれていました。
こんなイメージ↓↓↓
ローベッド
※写真はお借りしました

とても雰囲気がよく、妻とも新居に越した際はローベッドにしたいねと話しをしていましたので、寝室は畳敷きにすることに決めました。
※結果的によい布団を見つけましたので、ローベッドではなく布団で寝ることになりそうです。

畳の部屋ですが、一部板間があります。
これは以前ご紹介した 「そよ風システム」 のダクトと床下の吹き出し口が来ることからです。
そのため、畳一枚の大きさも一般的な900×1800の大きさではなく、細長いものに。
上記の写真のような縁なし畳を採用するので、ちょっと和モダンな寝室になりそうです。

畳と板間

あとは水澤さんの配慮で枕元の窓は少し高めの位置に、横長の窓を計画してくれました。
裏側の家との関係性から、とのこと。
いろいろと考えてくれて有難いです。

■WICは夫婦それぞれの収納スペースを確保
寝室の収納、「WIC」については広さの要望だけ伝えました。
現在のアパートが1間間口(約1.8m)の奥行80㎝ほどのクローゼットに夫婦の衣類をしまっています。
新居では夫婦それぞれでそのくらいの収納スペースがほしかったので、希望通りの大きさを確保してもらいました。
WIC内には枕棚とハンガーパイプを取付ました。
ハンガーパイプ下に収納ケースを置く予定です。

WIC.jpg

スタッフの家づくり Vol.16 子ども部屋の要望 

子ども部屋の要望はごくごくシンプルです。
まずは間取りから↓↓↓

子ども部屋


■広さは4.5畳あれば十分
十分とか言っていますが、それしか取れないんです...
わが家は3間×4.5間の総2階建て。
当初から取れて4.5畳と想定していましたので、この広さで納得です。

■収納もいらない
これも付けるほどの余裕がなかったからなのですが...
仮に収納を付けられるほど間取りに余裕があったとしてもわが家はつけなかったと思います。
理由は、子ども部屋は一番変化の大きい部屋 だからです。
私自身がそうでしたが、子ども部屋を使うようになったのは、10歳(小学校5年生)頃。
それから高校を卒業するまでの間使っていたので、約8年間は子ども部屋として使っていました。
現状は、納戸 と化しています...
私が過ごした子ども部屋もクローゼットはありませんでした。
机があって、ベッドがあって、置き家具の本棚とハンガーラックがあって、それだけ。
けど全然不自由だなーと感じたことはありません。
なければないなりに過ごせます。
今思えば、かえって自由に家具の配置を変えられたりしたので、模様替えをするにはよかったかなと思います。
がらーんとしてたほうが、自由度があがります。

一応部屋は2人分
今のところわが家には娘1人しか居ませんが、こればっかりはわかりませんので一応...です。
ひとりなら2部屋まるっと使ってもらってもいいかなと思ってます。

■子ども部屋の間仕切り壁・・・最初はひと部屋にしておく
これは分れると思います。
いずれ仕切ることになるから「最初から仕切る派」が最近の傾向。(家造の最近のお客様談)
男の子、女の子両方いらっしゃるご家庭は間違いなく最初から仕切りますね。
わが家のように今はひとりだけれども、将来どうなるかわからないケースが悩みどころ。
ようは「間仕切り壁」を簡易的に、しかもD.I.Yで作れればいいわけです。
もし間仕切る必要性が出てきたら、「PILLARBRACKET(ピラーブラケット)」を使って、D.I.Yで壁を作ろうかなと思っています。

間仕切り壁

子ども部屋はどうにでも対応できるようになるべく造りこまず、ただの空間にしておくのが個人的な好みです。
あとはあまり贅沢にしないこと。
出来れば家族みんなでリビングでくつろいでいられる暮らし方が理想です。